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研究会概要

設 立:
1997年

●本研究会の目的・目標
 患者さんが安心して診療・治療を受けられるような医療電磁環境の安全性を整備するとともに、医療現場における電磁環境アセスメントの手法を確立し、もって国民の健康と福祉に寄与することである。
 今日、通信機器の発展普及は著しく、医療現場においても移動体通信をはじめとする各種データ通信システムが活用されています。これら多様な通信形態の登場は患者さんのQOLを改善し、医療機関内外の通信網の充実に大きく寄与しています。しかし、その一方、医療現場における各種医療機器をはじめ、植込み型治療機器を装着している患者さんに対する新たな電磁障害問題が大きな問題となっています。 たとえば携帯電話は、そのアンテナ近傍電磁界を医療機器近傍に持ち込むという新たな電磁環境変化を生じさせています。このセンチ波帯のアンテナ近傍電磁界が自由に医療現場内を移動していて、これに対する医療機器イミュニティの低さが問題となっています。現状では、多くの機器で電磁干渉を生じております。この近傍電磁界は人体への新たな防護問題を惹起させており、患者さんの安全確保のためには、学際的な調査研究が必要不可欠です。
 今後、ますます電子機器の進歩発展に伴い、新たな電磁環境問題が出現することが予想されます。時代を先取りした医療電磁環境整備の必要性と多種多様な電磁環境変化に適合する医療機器の開発が求められています。
 本研究会は、医療機関内における医療機器相互の電磁干渉問題をはじめ設備と機器の関係、在宅用医療機器の電磁干渉問題、体内植込み型医療機器への問題など、医療電磁環境全般について、学会会員、非会員を問わず広く討議し、安全な医療環境の整備確立に向けて研究会活動を続けています。

●本研究会の活動内容
 1.アンテナ近傍電磁界が及ぼす医療機器への影響に関する調査研究
 2.同電磁界が及ぼす患者さんへの影響に関する調査研究
 3.医療機器相互の電磁干渉問題に関する調査研究
 4.医療機器におけるイミュニティ向上技術に関する調査研究
 5.電磁環境測定法、評価法に関する調査研究
 6.電磁環境改善方法(人体防御、機器防護方法等)に関する調査研究
 7.電磁環境教育への取り組み

●歴代会長
 ・平成9年度〜平成12年度
  古幡 博 (東京慈恵会医科大学・総合医科学研究センターME研究室)
  
 ・平成12年度〜平成14年度
  石原 謙 (愛媛大学医学部・医療情報部)

 ・平成15年度〜平成18年度
  加納 隆 (三井記念病院・MEサービス部)
         (平成18年10月より埼玉医科大学保健医療学部) 

 ・平成19年度〜平成24年度
  花田 英輔 (島根大学医学部附属病院・医療情報部)

 ・平成25年度〜平成28年度
  廣瀬 稔 (北里大学医療衛生学部・医療工学科)

 ・平成29年度〜
  花田 英輔 (佐賀大学大学院工学系研究科・知能情報システム学専攻)